コピーライティングで文章を書く前に意識するペルソナとは
どうも、コピーライターの小笠原です。
今回は、記事を書くのに慣れてきたからこそ意外と忘れてしまいがちな文章の「文脈」についてお話ししていきます。
コピーライティングというのは、どんなに書いていることが有益の情報や、上手い記事を書けるからといって100%読んでもらえるわけではありません。
なぜなら、コピーライティングを意識して書いた文章はペルソナ(ターゲット)である相手に伝えたいことを100%伝わるように文脈を考えながら書いているからです。
書いた記事に「文脈」というものがあって初めて読者との信頼関係が築かれていき、読まれる記事となります。
このペルソナを意識していない、つまり「文脈」を意識していないと、読んでもらいたい読者にも全く読まれないなんてザラにあるんです。
単独のテクニック、例えば、
心理学のテクニックだけだと誰でも書くこと・使うことがスキルですが、
「文脈」を意識するという、”コピーライティングの基礎 × 心理学のテクニック”を組み合わせることができると、より強力な1つのスキルになり、読者からの反応率は単独のスキルとは大きく変わってきます。
そういった意味では、今回の話は読者の心を動かすテクニックよりも見応えがない記事に感じるかもしれません。
が、
上級のテクニックを自然に使う人は、コピーライティングの基礎がしっかりとできています。今回はコピーライティングの基礎である「文脈」を丁寧に教えていきますので、小手先だけのテクニックだけじゃない、本物のコピーライティングのテクニックを覚えたい!そんなあなたは最後まで見てくだいね。^^
コピーライティングで書く前に意識する「ペルソナ」とは
ペルソナとは、一言で「ターゲット」を表します。
コピーライティングで文章を書く前に意識する「ペルソナ」とは、ターゲットを明確に絞るということです。
なぜターゲットを明確に絞る必要があるのか?
それは、ペルソナが決まっているか、決まってないかでは、コピーライティングを使って書く文章が変わってくるからです。
コピーライティングでは「誰に行動をしてもらいたいか」を意識する
「誰に行動してもらいたいか?」これは、コピーライティングの基礎です。
つまり、コピーライティングを意識した記事を書く前に、ペルソナを明確に意識することから始めて、より具体的にどんな人に行動してもらいたいのかを考えます。
今回のこの記事の場合、僕がまず初めに考えることは・・・
- どんな人にこの記事を読んでもらいたいか?
- 悩みを持っている人は、何を悩んでいるのか?
- 僕がその立場だったら、どこで苦悩しているか?
- 自分以外でも、似たような状況にいる人が考える深い悩みはなにか?
このように具体的にペルソナをイメージして、一体誰に行動してもらいたいのかを明確にすることからスタートしています。
今回の記事ですと、ペルソナは「コピーライティングを習得したい人」がメインターゲット、つまりあなたがターゲットの1人ということですね。^^
もちろん、ペルソナを決めることは、あくまでコピーライティングを使う基礎であって「誰に行動をしてもらいたいか?」だけがコピーライティングで意識することだけではありません。
ですが、
「誰に行動してもらいたいか」がボディコピー文が変わってくることを抑えておいてくださいね。
ボディコピー文がどう変わるのかを解説
先ほど、この記事でのペルソナは「コピーライティングを習得したい人」で、「誰に行動してもらいたいのか?」は、あくまでコピーライティングを使う基礎であると伝えました。
では、この記事を例に、
コピーライティングを習得したい人向けの記事をいざ書こうとしますが、ここでもう1つ考えなくてはいけないことがあります。
それは、メインターゲットであるペルソナが、どの経路を使ってこの記事にたどり着くかです。
例えば、
今回の記事だったら関連記事を経由してアクセスしにくる人が多い記事の作り方となっています。
一体なぜそんなことを言えるのか?
と疑問に思いましたよね。
その答えは、ペルソナ(ターゲット)がよりコアな人向けに作られている記事であるからです。コアな人向けの記事であるからこそ、読者が理解できるように、伝えたいことを丁寧に書いています。
ただ、これだけだと正直よく分からない人も出てきます。(以前僕がそうだったので。笑)
なので、今回はトレンドアフィリエイトを例題にして考えてみましょう。
トレンドアフィリエイトで扱うネタが「育毛剤」だとします。
この場合、「育毛剤」を読むペルソナは、
- 薄毛で悩んでいる人
- 薄毛が心配になってきている人
「パッ!」と思いつくのがこの2パターンだと思います。
ですが、イメージ像の2人には決定的に違う点があります。それが何かわかりますか?
・
・・
・・・
はい、この場合「すでに髪が薄くて悩んでいる人」と「これから薄くなることを心配している人」では、悩みの深さが全然違いますよね。
つまり、「これから薄くなることを心配している人」向けに訴求した場合、
『〇〇代男性で、これからも若々しく清潔感を保つため~』
『これから増していく抜け毛の対策に~』
だと、「すでに髪が薄くて悩んでいる人」へは、何一つ響いてきませんよね。薄毛ですでに悩んでいるのに、わざわざ今薄毛で悩んでいない人の話をされても、正直イラっとするはずです。
同じ商品を求めていても、読者によって響く文章が異なることが分かるかと思います。
だから、コピーライティングを使って文章を書くときは、ペルソナを決め、誰に行動をしてもらいたいのかを明確にする必要があります。
まとめ
この記事を最後まで読んだあなたは、コピーライティングのペルソナを明確にするという重要性が分かったかと思います。
僕が今回伝えたかったのは、この2つ。
- ペルソナを明確にする理由
- 読者によって響く・行動する文章は異なる
意外と、必要な情報を求めてネットサーフィンをしていると、誰に行動してもらいたいのかさっぱりわからない記事がかなり多いです。笑
今回覚えたペルソナについて、僕のブログに限らず、他のブログも意識してみると結構面白いですよ。^^
ではでは、最後まで見ていただきありがとうございます!
コピーライター
小笠原