コピーライティングを学ぶなら押さえておきたい4つの学習タイプ
どうも、コピーライターの小笠原です。
今回は、「コピーライティングを学ぶなら押さえておきたい4つの学習タイプ」についてお話ししていきます。
4つの学習タイプを上手に使えるようになると、老若男女を問わずどんな人でもあなたの文章に心が動かされて、あなたが望んだ通りの行動をしてもらうことも可能になります。紹介する4つの学習タイプは読者を動かすのにかなり効果的なので、コピーライティングの1つのスキルとして身につけていきましょう!
それではコピーライティングに欠かせない禁断の「4つの学習タイプ」について具体例も使って解説していきます。
4つの学習タイプとは?
人間の学習タイプは「4つの学習タイプ」に別れていると言われています。
①なぜ型
②なに型
③どうやって型
④今すぐ型
実は、読み手の心が動かすのに話す順番は決まっていて「なぜ→なに→どうやって→今すぐ」の順に話さないといけません。
4つの学習タイプを使った具体例
コピーライティングを使って「4つの学習タイプ」を意識した文章・具体例を書いていきます。どこで「なぜ」「なに」「どうやって」「今すぐ」型を意識した文章になっているかを考えながらみてもらえると、より早く理解できるようになります。
★4つの学習タイプの具体例★
〜売りたい商品:新型タブレット端末〜
ー★ー★ー★ー★ー★ー★ー★ー
スマートフォンより画面の大きいタブレットが今お買い得です。毎月高額のsimカード契約をしなくても、ご自宅のWi-Fi環境で快適にあなたの生活をサポートすることができます。
あなたがこのタブレットを買うと、育ち盛りのお子さんがゲームを欲しがらなくなります!いずれ持つことになるスマートフォンの代わりに今この1台を買うだけで、年齢が小さいうちの教育・最新ゲームと幅広く活用することも可能です。
使ってみた感想を、前回販売していた旧機種のタブレットを購入したお父さん、お母さんにアンケートをとってみたところ、約93%の家庭でご満足していただいたという結果が出ています。
なぜこれだけ満足いただけた結果になったのか?それは、年間での東大合格者の排出1位を誇る「○○塾」と共同で開発したアプリケーションを入れているからです。共同開発のアプリケーションは、子供の年齢に合わせた進化するAI機能を使ったアプリで、「1タップで簡単起動→年齢を入力→勉強したい分野を選ぶだけ!」幼児から中学生までと何年にも渡って使用することができます!もちろん、お父さん・お母さんが普通にタブレットを使用することも可能で、一家に1台持っておきたい家庭向けタブレットなんです。
しかも前回までは2色だった色に加えて、新型タブレットは選べる4色です!さらに、この新型タブレットが今購入する方限定で、3割引の価格で購入することができます!今買い逃すと、お安い値段で購入することができなくなります。子供の成長にも期待を込めてぜひ今すぐ購入してください!
ー★ー★ー★ー★ー★ー★ー★ー
どうですか?「なぜ→なに→どうやって→今すぐ」が使われているところがわかりましたか?
もしわからなかったとしても、あなたがコピーライティングをマスターするために、これからしっかりと解説していきますので次へ読み進めていきましょう!
①なぜ型
人間の学習タイプ「なぜ」型とは
物事を学習するとき、何かセールスされた物を買うときに「”なぜ”買わないといけないのか?」買わなければいけないという理由を求めるタイプのことです。
具体例で話したところでは、
「あなたがこのタブレットを買うと、育ち盛りのお子さんがゲームを欲しがらなくなります!いずれ持つことになるスマートフォンの代わりに今この1台を買うだけで、年齢が小さいうちの教育・最新ゲームと幅広く活用することも可能です。」
この一文にあたります。
「なぜ」型は4つの学習タイプで、一番最初に使う学習タイプです。つまりこの「なぜ?」をどれだけ上手く伝えられるかが、この後に続く「なに」「どうやって」「今すぐ」型の文章を作るのに重要になってきます。
「なぜ」買わなくてはいけない?と感じている読者をコピーライティングを使って「いかに囲い込めるようになるか」で記事・文章の質は変わってくる最重要ポイントです!
②なに型
人間の学習タイプ「なぜ」型とは
これから買うもの、情報を手に入れるとき「検証されたデータ、実績、証拠」を求めるタイプのことです。
具体例で話したところでは、
「使ってみた感想を、前回販売していた旧機種のタブレットを購入したお父さん、お母さんにアンケートをとってみたところ、約93%の家庭でご満足していただいたという結果が出ています。」
この一文にあたります。
「なに」型の人に、「なぜ」型の人向けに書いた、タブレットを買うことでのメリット・将来性を伝えても意味がありません。「なに」型が重要視しているのは買う理由を探すよりも、証拠やデータがあることで行動に移します。
『論より証拠』というやつです
小笠原
会社の上司とかにもいる「その結果は、裏とってるの?」とばかりいう人は「なに」型タイプですね。
③どうやって型
人間の学習タイプ「どうやって」型とは
行動するための具体的なステップ方法を求めているタイプのことです。
具体例で話したところでは、
「1タップで簡単起動→年齢を入力→勉強したい分野を選ぶだけ!」
この一文にあたります。
つまり、買ったときどうやって目的のことができるのかを知りたいわけです。新型タブレットで訴求しているポイントは、「普通の使い方+AI機能付きの学習支援アプリ」になります。買った際に気になるのは子供がどうやって学習していけるかになるので、アプリの使い方をステップアップ形式に説明できると行動に移っていくでしょう!
④今すぐ型
人間の学習タイプ「今すぐ」型とは
「自分が今すぐ行動するためには一体なにをすればいいのか?」を求めているタイプのことです。
具体例で話したところでは、
「子供の成長にも期待を込めてぜひ今すぐ購入してください!」
この最後の一文にあたります。
「今すぐ」型のタイプは、展示品などをみて購入するかどうかを即決する人などといった、ちょっとせっかちの人に多いです。笑
今すぐ行動をしようと求めている人に「証拠やデータ、この商品を買う理由」を伝えても聞く耳を持ちません。この「今すぐ」型のタイプにはすぐに行動を移してもらうことを伝えていきましょう!
まとめ
コピーライティングには欠かせない4つの学習タイプについて説明しました。
コピマス運営者の僕は「なぜ?>>>どうやって>なに=今すぐ」の順に行動する理由を求めていくタイプですが、あなたの学習タイプは一体どのタイプでしたか?
もし、4つの学習タイプの上手い書き方がわからなくても、「自分がものを買うとき・何か勉強するときに考えていること」を具体的にイメージしてください。
「あの時どう思っていたか?」「なんで私はこの製品を欲しいと思ったのか?」
このように自問自答をすると、自分が何タイプかわかります。そして、どんな言葉・文章に心が動かされたのかまで考えます。
すると、このコピーライティングを使って文章を書いていくのに抑えておきたい4つの学習タイプを書けるようになってきます。あなたのライティング技術の上達をするためにもぜひスキルとして身につけていきましょう!
ではでは、最後見ていただきありがとうございました!
コピーライター
小笠原