確率論が当てにならないことを知っている人が信じるもの
まいあさ、「本日の降水確率は30%です!^^」とお気に入りのお天気お姉さんに元気をもらうコピーライターの小笠原です。
普段30%の降水確率だったら「雨は降らない!」と信じて傘を持ちませんが、先日30%予報に2回も連続で雨に打たれました。泣
そこで、天気予報やギャンブルなど賭け事でよく出てくる意外とあてにならない「確率」について、今回徹底的に調べたので、確率というふわふわした数値をどう捉えるべきなのか教えます。
紹介する「あてにならない確率の話」は、天気予報の話だけに限らず、知っておくだけでこれからの日常生活がちょっとだけ前向きになるかもしれません!
なので、まずは「確率」とは一体何なのかから解説していきますね。
目次
1.確率とは一体何なのか?
1-1.確率とは?
確率(かくりつ、英: probability)とは、偶然性を持つある現象について、その現象が起こることが期待される度合い、あるいは現れることが期待される割合のことをいう。 確率そのものは偶然性を含まないひとつに定まった数値であり、発生の度合いを示す指標として使われる。
■ウィキペディアより引用
この説明の通り、確率とは偶然にも遭遇(発生など)出くわすであろう現象の発生具合を数値化した1つの指標です。
つまり、確率とは偶然の現象にたまたま遭遇する参考値でしかないということになるため、成功確率99.9%でも絶対成功するとは限りません。
1-2.確率の求め方
確率の求め方は中学生の数学の時間にならいます。
「サイコロで6の出目が出る可能性は?」を例に、確率の計算方法をおさらいをしておくと・・・
(事象が起こる確率)=(事象が起きる数)/(すべての場合の数)
上記の式になりますね。
確率を出す式を覚えたところで問題です
六面のサイコロを3回振って、3回とも6の出目が出る確率はいくつでしょうか?
式に当てはめると・・・
3回連続6の出目=
(一投目に6の出目の確率)×(二投目に6の出目の確率)×(三投目に6の出目の確率)
図解で見ると3回とも連続で6の出目がでるのは1通りのみで確率は1/216ですね!
ここまで覚えると、「確率とは何なのか?」なんとなくわかってきたはずです。
「じゃあ216回サイコロを回せば6の出目が3回連続で出るんですね!」
と覚えていたらそれは大間違いです!
先ほど確率の意味を説明した通り、確率とは『偶然にも遭遇(発生など)出くわすであろう現象の発生具合を数値化した1つの指標』でしかないため、216回サイコロを振ったら1回は出るだろうという可能性があるだけで、必ず出るわけではありません。
もちろん3回連続以上の10回連続6の出目が出る可能性もあります。ただ、それが発生するのはあくまで偶然の出来事でしかなく、絶対的な意味を持たない数字でしかないのです。
2.確率をあてにしない人が本当に見ているもの
確率とは一体何者なのかが分かったところで、ここでは確率という数字におどらされない人が本当に見ているものを教えます。
もう少し具体的に言うと、サラリーマンとか政治家で働いている人をイメージしてもらうとしっくりくると思いますので、身近なサラリーマンを思い浮かべてみてください。
あるサラリーマンの仕事でのプロジェクトを例に出します。
会社に属して働いていると、「このプロジェクトの成功率〇〇%!」とか聞いたことないですよね?
今まで僕が会社に働いた経験でも成功率〇〇%なんて聞いたことがありません。
ただ、作っている製品の売上高が「前年比〇〇%増になる見込み」というのはよく聞いていました。あなたもこのような数値を聞いたことがありませんか?
では、〇〇%ってどこから出た数値なのか?
分解していくと、そこには綿密な見積もり(根拠)があって導き出される数値があります。会社なんかでは試算とも言いますよね。
つまり、はじめから「前年比でこれだけ売り上げが伸びるだろう」というのは全くあてにならなく、数値を信頼するには正しい根拠が必要になってきます。
つまり、確率とは根拠ありきではじめてあてにすることができる数値ということです。
この事実を知っているだけで、
- 目の前にある確率があてになるのか?
- それともあてにならないか?
の、より現実的な状況判断ができます。事実、周りのサラリーマンなどを見ていると根拠ありきの話をしているので身近な人をよく観察してみてくださいね。^^
3.ふわふわした数字を100%に近づける3つの方法
ここまで確率とは一体何なのか、あてにするべきものなのかについて詳しく解説していました。
結果、確率とはふわふわした数値で、その数字の確かさは根拠ありきで信頼できるものになるということでした。
ここでは、確率の確かさ・成功率をグンと上げるための考え方を教えていきいます。
具体的には以下の通り
- ざっくりの成功確率を出してみる
- 失敗確率の要因を洗い出す
- 懸念している不安材料を取り除く
この手順を実施することで、成功率がグンと上がります!
すでに成功確率が出ているものについては②から実施してもOKです。
それでは成功確率を高める方法を見ていきましょう。
ステップ①:ざっくりの成功確率を出してみる
まずは、ざっくりでも良いので成功確率を算出してみます。
算出する方法は、
(事象が起こる確率)=(事象が起きる数)/(すべての場合の数)
もし、この式に当てはめることができない数値であれば、根拠からは大きく外れますが脳内で「ざっくり30%くらいかな?」と想像するのでも大丈夫です。
まずはざっくり数値を出してみましょう。
ステップ②:失敗確率の要因を洗い出す
次の手順は、成功確率とは真逆の失敗確率を上げている要因を出していきます。
これは会社に属している人であれば無意識にやっていることでもあり、リスクの洗い出しに当たる部分です。
この要因をいかに出せるかが、成功確率を上げるポイントにもなりますので、失敗する要因を深くまで掘り下げて考えることを意識してください。
例を挙げると、あなたがブログで人生を変えたいと想定します。
ブログで人生を成功させるには、人から信頼もされ収益化が上手くいってること。
(もちろん成功のゴールは人それぞれなので、あなたの理想のゴールをイメージするのが大事です)
あなたの理想のゴールに必要なものを洗い出します。
ブログで成功するには
- コンテンツを充実させる
- 価値提供を余すことなく伝える
- 信頼性を高める
- 自分のファンを作る
- ローンチなどで収益化を図る
大きく分類するとこんなところでしょうか。
ポイントは箇条書きで良いので考えられることを全て洗い出すことです。
ステップ③:懸念している不安材料を取り除く
最終ステップです!
例に挙げた、ブログで成功するために必要な要因を解決するために動きます。
・コンテンツを充実させる
であれば、美容系ブログとかだと
- 肌のお手入れの仕方
- 化粧水の正しい使い方・レビュー
- 保湿クリームのおすすめ
など美容に関することを網羅的に紹介しているような記事を作っていく必要がありますね。
・自分のファンを作る
必要な材料は何でしょうか?
- 信頼できる記事が豊富に存在すること
- 面白いライティングで読者を楽しませることができること
では、読者を楽しませることができるような面白いライティングとはどのようにしたら書けるようになるか。
⇒ユーモアに富んだ発想、表現力、語彙力など必要な要素が出てきますよね。
このように、あなたに必要な要素を洗い出し勉強して補うことで成功に近づいていきます。
4.【まとめ】確率のお話
今回の記事をまとめると、
- 確率とはをあてにするのは危険であり根拠が必要
- 成功率を上げるために失敗要因をなくすことが重要
- 僕はお天気お姉さんの天気予報は信じること
こんな感じです。
信じれるものは信じたほうが良いし、絶対に確証のあるものにしたいのなら、成功するために動く必要があるとうこと。確率とはふわふわした数字なので、ただの数字に踊らされないように確率はあくまで参考値として捉えてくださいね。
ではでは、最後まで見ていただきありがとうございました!